康京和（カン・ギョンファ）外交部長官が16日、「日本による輸出規制強化措置が撤回され、両国の信頼が回復すれば、GSOMIA＝韓日軍事情報保護協定の終了を再検討できる」という見解を示しました。
康長官は16日、国会外交統一委員会の全体会議に出席し、国連総会に合わせて開かれる予定の韓米首脳会談でアメリカのトランプ大統領が文在寅（ムン・ジェイン）大統領に、GSOMIAの現状回復を求めた場合、韓国政府としてどう答えるかという与党「共に民主党」議員の質問に対して、「GSOMIAについては、日本による輸出規制の強化などの措置で安全保障環境が変化したため、韓国政府が苦心して決めた選択だとアメリカ側には説明している」と答えました。
また「日本が輸出規制強化措置を撤回し、両国の信頼・友好関係が回復すれば、GSOMIAの終了を再検討できるというのが韓国政府の立場だ」と説明しました。