社会
去年のネット詐欺の被害額1256億ウォン 3年で3倍増加
Write: 2019-09-19 10:09:13 /
韓国のインターネット上で発生している詐欺による被害額が、去年、1256億ウォンに上り、3年で3倍近く増えていることがわかりました。
警察庁がまとめた統計にによりますと、ネット上で発生している詐欺の被害額は、2015年には449億ウォンで、その後も増え続け、2018年には1256億ウォンに上り、3年で3倍近く増えました。
発生件数を見てみますと、2015年の8万1649件から、2018年の11万2000件へと、1.4倍増えています。
去年発生したインターネット詐欺の中で、発生件数と被害額とも最も多かったのはオークションサイトなどでみられる「直取引詐欺」でした。直取引とは、オークションサイトなどで物を売買する際に、サイトの決済方法を使わずに、購入者が出品者に直接代金を支払いますが、「代金を振り込んだのに、商品は届かず、出品者とも連絡が取れない」などの被害が相次いでいるとのことです。 直取引詐欺の発生件数は7万4044件、被害額は277億ウォンでした。
国会行政安全委員会は「インターネット詐欺はだんだん巧妙化し、進化している。ユーザーはとりわけ注意する必要があり、警察と行政当局が一丸となった積極的な対応が必要だ」と訴えました。
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