韓国政府は、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長のソウル訪問を実現させるため検討作業を進めていることがわかりました。
李石培（イ・ソクペ）ロシア駐在大使は18日（現地時間）、ロシアの現地メディアとのインタビューで「韓国は北韓の金委員長のソウル訪問を検討している」と述べました。
李大使は「去年９月の文在寅（ムン・ジェイン）大統領と金委員長の『平壌共同宣言』には、金委員長が近いうちにソウルを訪問するという内容が含まれている。これを実現するため、韓国政府は米朝対話を含めた韓半島平和の進展に注目しながら、北韓側と金委員長のソウル訪問を議論する計画だ」と説明しました。
しかし、訪問する時期や実務交渉などの具体的な計画については明らかにしませんでした。
李大使はまた、「来年、韓国とロシアの国交30周年を迎えるのに当たり、プーチン大統領の韓国訪問をめぐって両国の外交当局が具体的な時期を調整している」と伝えました。