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社会

未解決連続殺人事件の容疑者を特定 事件から30年で

Write: 2019-09-19 14:47:49Update: 2019-09-19 16:58:35

未解決連続殺人事件の容疑者を特定 事件から30年で

Photo : YONHAP News

30年前の前後数年間に女性10人が次々と殺害され、未解決となっていた連続殺人事件で、警察当局はDNA捜査の結果、別の事件で服役していた50代の男を、容疑者として特定したと明らかにしました。
警察によりますと、容疑者の男は、1994年に妻の妹に睡眠薬を飲ませ暴行したあとに殺害した罪で、釜山(プサン)刑務所で無期懲役囚として服役しているということです。
この事件を捜査していた京畿(キョンギ)南部地方警察庁は19日、容疑者のDNAが、1986年から1991年にかけてソウル近郊の華城(ファソン)で起こった連続殺人事件10件のうち3件で証拠物として採取したDNAと一致したと発表しました。
このため、警察は残りの証拠物も国立科学捜査研究院に鑑定を依頼し、当時の捜査記録や関連資料も改めて捜査することに決めました。
ただ、この連続殺人事件は2006年4月2日に最後の事件の公訴時効が成立しているため、罪には問えないということです。
華城連続殺人事件は史上最悪の未解決事件として知られ、この事件をモチーフに奉俊昊(ポン・ジュノ)監督が2003年に制作した映画「殺人の追憶」は韓国だけでなく日本でもヒットし、当時、大きな関心を集めました。

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