国務省で東アジア・太平洋を担当するスティルウェル次官補は、韓国と日本の対立の解消をめぐって、相当な時間をかけて関与していると明らかにしました。
スティルウェル次官補は18日(現地時間)、アメリカ上院・外交委員会の公聴会に出席し、「アメリカの重要な同盟国である韓国と日本の対立を解決するためにどのような努力をしているか」という質問に対して、「表に見えないからといって、何もしていないわけではない。われわれは積極的に関与している」と答えました。
スティルウェル次官補はまた、就任からの2か月半の間、両国のカウンターパートと相当な時間をかけて協力しているとし「両国を積極的かつ生産的な観点でこの問題にアプローチさせるための会合を開催した」と強調しました。
スティルウェル次官補が言及した会合は、ポンペイオ国務長官の主導で2日にタイ・バンコクで開かれた韓米日外相会談を指すものとみられます。
一方、北韓の核兵器と関連して、核兵器の数や場所の公開を求める質問に対しては回答へ避け、「北韓は今も核兵器を生産しているか」という質問には「そのように推定している」と答えました。