日本による輸出規制への反発から、日本旅行をボイコットする動きが広がり、8月の訪日観光客数は大幅に減りましたが、訪韓日本人はいくらか増加したことがわかりました。
韓国観光公社が23日に発表した資料によりますと、8月に韓国を訪れた日本人観光客は、前の年の同じ時期に比べ4.6%増加した32万9652人でした。1月から8月までを合わせると、前の年の同じ時期に比べ22%増加した225万8168人でした。
日本政府観光局の18日の発表によりますと、8月に日本を訪れた韓国人観光客は、前の年の同じ時期に比べて48%減った30万8700人で、8月だけをみると、訪日韓国人よりも訪韓日本人のほうが多かったということです。
一方、8月の訪韓外国人観光客は、前の年の同じ時期に比べて14%増加した158万6299人を記録しました。なかでも中国は、家族旅行や学生などの団体観光客が増えたことから20.9%の増加を記録し、日本や中華圏を除いたアジアや中東地域からの観光客も17.5%増加しました。