現代自動車グループは23日、自動運転の分野で世界最高レベルの技術を持つアメリカの「アプティブ」と合弁会社を設立すると発表しました。
現地時間の23日に、ニューヨークで合弁会社設立に関する本契約を締結するということです。
両社の合弁会社への出資規模は40億ドルで、それぞれ20億ドルを出資し、合弁会社の株式を50％ずつ取得します。
現代自動車グループは現金16億ドルと研究開発を含むサービス４億ドル相当を提供し、アプティブは自動運転技術や開発人材などを提供します。
合弁会社は2020年に完全自動運転システムのテストを開始し、2022年までに完成車メーカーや、自動運転タクシー業者などに供給する自動運転用のプラットホーム開発を終えるとしています。
現代自動車グループは、自社の完成車量産システムとアプティブの自動運転技術を組み合わせれば、技術開発におけるシナジー効果を発揮することができると話しています。