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サイエンス

世界の自動車メーカー 自動運転の通信システムで国際標準を議論

Write: 2019-09-26 11:05:09

世界の自動車メーカー 自動運転の通信システムで国際標準を議論

Photo : YONHAP News

現代(ヒュンダイ)自動車やフォード、トヨタなど世界の主要な自動車メーカー10社は26・27日、ソウルで、自動運転の通信システムに関する国際標準化について議論します。
産業通商資源部の国際技術標準院は26日、ソウルでISO=国際標準化機構の車両データ通信に関する技術委員会の総会を開催すると明らかにしました。
総会では、自動運転の車に搭載されたセンサーが認知したデータを収集し、車両内で通信・処理する方法を統一するための国際標準が議論される予定で、韓国の現代自動車、ドイツのダイムラー、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、日本のトヨタ、ホンダ、フランスのルノー、アメリカのフォード、スウェーデンのボルボの10社が参加します。
最近では、自動運転の性能が向上し、各種のセンサーや電子制御ユニット(ECU)など電子モジュールの搭載が増えているため、こうしたセンサーが集めた大容量のデータをリアルタイムに送るための通信機能の重要性が高まっています。
今回の会議で議論される自動運転の車内通信システムにはレーザーセンサーやカメラなどから集められた大容量データの高速通信に適した「LiDAR 」と呼ばれる車両用イーサネットの規格が含まれていますが、この標準開発を韓国企業が主導していることから、国際技術標準院は、開発が完了する来年末には関連製品の輸出と市場拡大において、韓国企業が有利な立場に立てるものと見通しています。

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