行政安全部は10日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が台風18号による被害をもっとも多く受けた慶尚北道の盈徳(ヨンドク)と蔚珍(ウルジン)、江原道の三陟(サムチョク)を「特別災害地域」に指定したことを明らかにしました。
特別災害地域に指定された3つの地域は、各自治体の予算で負担しなければならない復興費用のうち半分以上を国から支援してもらえます。
また、被害を受けた住民は、生計救済のための支援金の支給や公共料金の減免、予備役軍の訓練免除などを受けることができます。
ことしに入り、台風の被害により特別災害地域の指定が行われたのは、先月の台風13号に続いて2回目です。
政府のまとめによりますと、今回の台風により15人が亡くなり11人が怪我をするなどの人命被害が出ています。