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国際

米、3日連続で北韓偵察 北韓の挑発に対抗か

Write: 2019-10-11 14:03:16Update: 2019-10-11 15:00:59

米、3日連続で北韓偵察 北韓の挑発に対抗か

Photo : YONHAP News

今月5日に行われた米朝実務交渉が物別れに終わってから一週間も経っていないなか、韓半島周辺の軍事的な緊張が再び高まっています。
アメリカは、北韓がSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの試験発射を繰り返す可能性があるとみて、韓半島に警戒監視のための偵察機を次々に飛来させています。
航空機の飛行をモニタリングする「エアクラフトスポット」によりますと、アメリカ空軍の高性能地上監視偵察機J-STARS(ジョイントスターズ)1機が、10日午前、韓半島での監視任務のため、沖縄嘉手納基地を離陸したということです。
また、軍の内外では、アメリカ空軍の偵察機が、東海と西海、首都圏一体を飛行し、休戦ラインの北側にある移動式発射台(TEL)や元山(ウォンサン)・新浦(シンポ)一体にあるSLBM関連施設を偵察したとの見方が出ています。
これに先立ち、アメリカ空軍は8日と9日にも情報収集偵察機RC-135S(コブラボール)を韓半島近くの東海に展開し、北韓を偵察しています。
一方、こうしたアメリカ軍による監視活動に対し、北韓外務省の報道官は談話を発表し、ICBM大陸弾道ミサイルの発射の再開など挑発の可能性について改めて言及しました。
これと関連し、アメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」 の ビクター・チャ韓国碩座教授とジョセフ・バミューデス研究員が9日に発表した報告書で、「2日に行われたSLBM『北極星3型』の発射実験によって、北韓が弾道ミサイル搭載潜水艦(SSB)を建造し、近く進水させるのではないかという懸念を生んでいる」とし、「SLBMは、非核化に向けた米朝交渉をさらに難しくする可能性がある」と指摘しました。

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