北韓の平壌で15日に行われる2022年サッカーワールドカップカタール大会アジア2次予選の韓国対北韓の試合について、北韓が、録画映像を韓国側に提供すると伝えてきたことがわかりました。
統一部の当局者が記者団に対して明らかにしたところによりますと、北韓が、試合の録画映像を韓国代表チームが平壌を出発する前に韓国側に提供すると伝えてきたということです。
韓国代表チームは、試合翌日の16日午後5時に平壌を出発し、中国北京経由で17日午前0時45分ごろ仁川(インチョン)国際空港に到着する予定です。
統一部の当局者は、「映像は、すぐに放送できるものではなく、技術チェックの時間が必要だ。試合から時間がかなり経つが、国民が試合の映像を見ることは可能になった」と説明しました。
また金日成競技場内の記者センターでのインターネットの使用が可能になり、競技場から韓国に連絡できる手段も確保したということです。
一方、韓国対北韓の試合には、FIFA=国際サッカー連盟のインファンティノ会長が訪れ、観戦する予定です。