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サイエンス

LGディスプレイ 液体フッ化水素の100%国産代替を実現

Write: 2019-10-15 15:14:56

LGディスプレイ 液体フッ化水素の100%国産代替を実現

Photo : KBS News

LGディスプレイが、韓国国内のディスプレイ・パネル工場で使われる高純度の液体フッ化水素をすべて韓国産に代替したことがわかりました。
日本はことし7月、半導体やディスプレーの材料となるフッ化ポリイミド、レジスト(感光材)、高純度フッ化水素の3品目について、韓国に対する輸出管理を強化しています。
LGディスプレイの関係者が14日、明らかにしたところによりますと、「最近、エッチングや洗浄工程で不純物の洗浄用に使われるすべての液体フッ化水素を国産に代替することができた」ということです。
LGディスプレイはこれまで、有機発光ダイオード(OLED)パネルや液晶ディスプレイ(LCD)パネルの製造ラインで日本産の液体フッ化水素を使用してきました。
しかし、日本がことし7月から輸出管理を強化したため、国産化を進め、先月初めに韓国産の液体フッ化水素を製造ラインに投入。およそ1か月で100%国産化を実現したということです。
サムスンディスプレイも、韓国産の液体フッ化水素のテストをすでに終了し、近く生産ラインに投入する予定です。
ディスプレイの製造工程では、気体ではなく液体のフッ化水素だけが使用されるため、ほかの分野より早く国産化ができたとみられます。
輸出管理強化の3品目に含まれたディスプレイの別の材料のフッ化ポリイミドは、すでに国産での代替が可能なため、ディスプレイの製造工程はすべて「脱日本」ができたと言えます。
しかし、半導体の製造に欠かせない気体フッ化水素(エッチングガス)は、依然として日本メーカーに頼っています。

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