下落を続けていた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が上昇に転じ、40%台半ばとなったことがわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が今月14日から18日まで全国の成人男女2500人あまりを対象に行った世論調査の結果が、21日発表されました。
それによりますと、文大統領の国政運営に対する前向きな評価は、前の週に比べて3.6ポイント上昇して45%だったということです。
これに対して、否定的な評価は3.8ポイント下落して52.3%で、前向きな評価との差は7.3ポイントと一桁に縮まりました。
今回の文大統領の支持率は、週前半には曺国(チョ・グク)法務部長官の辞任で大幅に上昇しましたが、週後半にサッカーワールドカップ予選の韓国対北韓戦が観客なしで行われたことを受けて小幅な下落となりました。
政党別の支持率を見ますと、与党「共に民主党」は4.5ポイント上がって39.8%、最大野党「自由韓国党」は0.1ポイント下落して34.3%でした。