仁川(インチョン)国際空港付近に大規模なエンターテインメントリゾートが2022年6月にオープンする見通しです。
仁川国際空港公社が5日発表したところによりますと、仁川空港IBC=国際業務地区に2022年6月 の開業をめざし、韓国最大の複合エンターテインメントリゾートの開発事業が着工し工事が進められているということです。
開発するのは、北米最大のカジノ複合リゾート運営企業であるモヒガン・ゲーミング・アンド・エンターテイメントが100%出資して韓国に設立したインスパイアインテグレーテッド・リゾートです。
今回の仁川空港での開発事業は2031年までに合わせて4段階の拡張事業により、5つ星ホテル、アリーナ、コンベンション施設、カジノ、テーマパークが揃った韓国最大規模の複合エンターテインメントリゾートを建設する方針です。
完成すれば、1万人以上の新規雇用が生み出されるほか、生産誘発効果は167兆ウォン、付加価値誘発効果は60兆ウォンに達するものとみられています。
仁川国際空港公社は、1992年、仁川空港の設計段階から仁川空港を空港複合都市として開発する計画をたて、周辺地域を段階的に開発しています。