アメリカのミリー新統合参謀本部議長が今週中に韓日両国を訪問し、韓国・アメリカ・日本３か国の軍制服組トップによる協議が行われる見通しです。
政府関係筋やイギリスのファイナンシャルタイムズが明らかにしたところによりますと、ミリー氏は、まず、11日から２日間の日程で日本を訪問したあと13日からソウルを訪れるということです。ソウルでは朴漢基（パク・ハンギ）合同参謀本部議長と会談し、その際に防衛省制服組トップの山崎幸二統合幕僚長がテレビ会議の形で参加し、韓国・日本・アメリカの3か国の軍制服組トップによる協議を行うということです。
来週22日で終了となるGSOMIA＝韓日軍事情報包括保護協定について議論するものとみられています。
この協定について、ミリー氏は、日本に向かう飛行機のなかで、「韓日米3か国が連携することはアメリカの利益であり、協定をめぐる問題が数週間以内に解決されることを望んでいる」と述べました。
一方、16日からはタイでASEAN拡大国防相会議が開かれ、韓日米の国防相が出席することから、韓日軍事情報包括保護協定についてどのような議論をするか、注目されます。