イエメンの西側の紅海の海上で、現地時間の18日午前3時50分ごろ、韓国人2人を含む16人が乗った船舶3隻がイエメンの反政府武装組織フーシ派にだ捕されました。
だ捕されたのは、韓国が保有する曳航船と浚渫(しゅんせつ)船、それにサウジアラビアの曳航船の合わせて3隻で、韓国の船舶2隻には韓国人が1人ずつ乗船していたほか、国籍不明の乗員4人が乗っていたということです。
フーシ派側は、韓国の船舶と確認されれば釈放するとの立場を韓国政府に伝えてきており、韓国の船員の健康に異常はないということです。
政府は万一の事態に備え、オマーンにいた韓国海軍部隊を現地の海域に緊急出動させ、状況の変化に応じて柔軟に対応するとしています。