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社会

イエメンの武装組織に拘束の韓国人2人 無事解放

Write: 2019-11-20 14:37:49Update: 2019-11-21 18:11:46

イエメンの武装組織に拘束の韓国人2人 無事解放

Photo : YONHAP News

イエメンの反政府武装組織に今月18日にだ捕された韓国などの船舶3隻と韓国人船員2人を含む16人が無事解放されたことがわかりました。
外交部によりますと、 韓国人船員2人を含む16人は拘束から45時間後の韓国時間の20日午前0時過ぎ、解放されました。
外交部は韓国人2人について「安全が確認された」と説明しました。
解放された船舶と船員らは韓国時間の20日正午にサウジアラビアの港に向けて出発し、2日後に到着する予定です。
韓国人2人を含む16人が乗った船舶3隻は、サウジアラビアの港を出発してソマリアに向かっていたところ、韓国時間の18日午前4時前、イエメンの西側の紅海の海上でイエメンの反政府武装組織フーシ派にだ捕されました。
だ捕されたのは、韓国が保有する曳航船と浚渫(しゅんせつ)船、それにサウジアラビアの曳航船の合わせて3隻で、韓国の船舶2隻には韓国人が1人ずつ乗船していました。
韓国政府はだ捕の報告を受けて、オマーンにいた韓国海軍部隊を現地の海域に緊急出動させたほか、事態の解決のためアメリカやサウジアラビアなどの友好国や近隣諸国に協力を要請しました。
フーシ派はこれらの船舶が事前の通告なしに領海を侵犯したためだ捕したと主張し、韓国船舶であることが確認されれば解放すると伝えてきていました。
今回、事件があったイエメンの海域は、フーシ派とスンニ派の主導権争いによって危険な紛争海域にあたるため、政府は今後、この海域を運航する船舶や船員を対象に安全教育を行うほか、だ捕を防止するための活動を行う方針です。

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