先月日本を訪れた韓国人観光客は1年前より65.5%減少し、8年6か月ぶりの下落幅となりました。
JNTO=日本政府観光局が20日、発表したところによりますと、ことし10月に日本を訪れた韓国人観光客は19万7300人と、去年の同じ時期より65.5%減少しています。これは、東日本大震災の影響がみられた2011年4月(66.4%減)以来8年6カ月ぶりの下落幅です。
日本による輸出管理の強化などに反発し日本旅行のボイコットが7月から始まって以来、日本を訪れる韓国人観光客は、8月に48.0%減、9月に58.1%減、先月65.5%減と、下落幅の拡大が続いています。
今回の統計について日本観光庁の田端浩長官は「訪日旅行の手控えや日韓間の航空路線の運休・減便、台風19号の上陸に伴う欠航などの要因で大幅に減少した」と説明しています。