日本映画「新聞記者」に出演した韓国の女優、シム・ウンギョンが日本の「TAMA映画賞」で最優秀新進女優賞を受賞しました。
「TAMA映画賞」は、東京郊外の多摩市を中心にした実行委員会TAMA CINEMA FORUMが主催する映画賞で、2009年から毎年、日本の一般劇場で公開された作品やキャスト、スタッフを対象に贈られます。
今回、最優秀新進女優賞を受賞したシム・ウンギョンは、日本映画「新聞記者」で、日本人の父親と韓国人の母親の間に生まれた若手記者の吉岡エリカ役を演じました。TAMA CINEMA FORUMは、シム・ウンギョンについて「真実を問いかけ追い続ける真剣な表情・確かな演技力は、言葉や思想を越えて観るものを強烈に作品に引き込み、初出演の日本映画で鮮烈な印象を残した。これからの彼女の歩みの先を期待せずにはいられない」とコメントしています。
今回の受賞について、シム・ウンギョンは「心の中が温かい何かで包まれたような気分でいっぱいだ。なぜか実感がわかず、とても不思議な気分でもある。この時間は人生でたった一度きりの大事な時間だ」と感想を語りました。