メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓、超大型放射砲の連射試験実施 金委員長「結果に満足」

Write: 2019-11-29 11:05:05Update: 2019-11-29 17:48:47

Photo : YONHAP News

北韓の党機関紙「労働新聞」は29日、北韓が前日の28日に発射した短距離飛翔体について、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の視察のもと、超大型放射砲の連射試験を行った」とし「結果に対して(金委員長は)大きな満足の意を表した」と報じました。
そのうえで、「超大型放射砲が実戦に適用できるかを最終検討することを目的にした今回の連射試験を通じて、兵器システムの軍事技術的優位性と信頼性が確固として保証されていることを実証した」としました。
この日の試験発射には、李炳哲(イ・ビョンチョル)労働党軍需工業部第1副部長など、北韓のミサイル開発の実務責任者4人も参加したとされています。
北韓の飛翔体の発射について、韓国軍の合同参謀本部は28日、「北韓が28日午後4時59分ごろ、咸鏡南道(ハムギョンナムド)連浦(ヨンポ)付近から韓半島の東の海上に向けて、超大型放射砲と推定される飛翔体2発を発射したのが確認された」と発表しています。
今回の発射でもっとも注目されるのは連射試験です。
合同参謀本部が探知した2発の飛翔体は、高度 97キロ、 最大飛行距離がおよそ380キロで、発射間隔は30秒あまりと短くなっています。
1台の移動式発射台(TEL)から2発を30秒間隔で発射したとすれば、連射試験に成功したと評価できます。
一方、合同参謀本部の作戦部長は、発射からおよそ1時間後、強い遺憾を表明し、軍事的な緊張を高める行為を直ちに中断するよう求めました。
韓国軍が自ら、即時に遺憾を表明したのは、今回が初めてです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >