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政治

韓国国会、来年度予算案 今年も法定期限内に成立できず

Write: 2019-12-02 13:34:28Update: 2019-12-02 19:12:49

Photo : YONHAP News

与野党の対立により国会が混乱し、来年度予算案の処理はことしも法定期限を過ぎることが必至となっています。
来年度予算案の法定処理期限は2日ですが、最大野党の自由韓国党が、ファストトラック=迅速処理案件に指定された選挙法改正案や高位公職者犯罪捜査処の設置法案など合わせて5法案の処理を妨害するため、国会での演説を長時間続け採決を引き延ばす議事妨害、いわゆる「フィリバスター」を宣言したためです。
国会予算決算特別委員会は先月30日、減額、増額に関する審議を終えられず、政府の来年度予算案は、513兆5000億ウォンの原案通り国会本会議に掛けられました。
これまでは、予算案の審議が期限内に終わらない場合、院内代表間の協議を通じて予算決算特別委員会の活動期限を延ばして審議を終えましたが、今回は、ファストトラックの処理などと重なり、審議はもちろん、本会議での処理も難航が予想されます。
予算案の処理が法定期限を過ぎるのは、2015年から5年連続となります。
本会議に提出された案件199件すべてについて、自由韓国党がフィリバスターを申請したのに対し、 与党「共に民主党」は2日、国会の正常化を呼びかけ、応じない場合は、自由韓国党を除くほかの野党と協力して来年度予算案や国民生活にかかわる法案を処理する方針を明らかにしています。

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