韓国のオンラインショッピングの取り引き額は、10月に11兆ウォンを上回り、1月から10月までの合計では100兆ウォンを突破しました。
3日、統計庁が発表した報告書によりますと、ことし10月のオンラインショッピングの取り引き額は、前の年の同じ時期に比べて17.3%増加した11兆8055億ウォンで、2001年から統計を取り始めて以来の過去最高となりました。また、ことし10月までの合計では100兆ウォンを突破したということです。
分野別には、出前などの「飲食サービス」が去年より80.6%増加した4057億ウォンで最も大きな割合を占め、それに次いで「食料品」(2678億ウォン)、「化粧品」(2523億ウォン)、「家電・電子・通信機器」(2281億ウォン)の順となっていました。
このうち、モバイルショッピングによる取り引き額は7兆6762兆ウォンで、前の年の同じ時期に比べて23.2%増加し、オンラインショッピングの65%を占めていました。
とくに、オンラインショッピングの「飲食サービス」の取り引きは、93.8%がスマートフォンなどのモバイル機器で行われていて、電子クーポンの89.8%もモバイルによるものでした。
統計庁の関係者は「オンラインショッピングに慣れている消費者が増加し、物流・配送や決済サービスが簡単になったことにより、オンラインショッピングの取り引きが持続的に成長している」と説明しています。