IMO=国際海事機関の林基沢(イム・ギテク)事務局長は、任期を続投することが決まりました。
海洋水産部は4日、IMOの第31回総会で174か国の加盟国の支持のもと、林事務局長の続投が最終承認されたと明らかにしました。
これにより、2016年に韓国人として初めて事務局長に就任した林事務局長は、2023年まで国連機関のトップを務めることになりました。
海洋水産部によりますと、林事務局長は、在任中にスマート・エコ海運を強調した「IMO戦略計画」を採択し、今後、IMOが進むべき方向を提示したことや「船舶による温室効果ガス削減に向けた初期戦略」を採択するなど環境規制を強化することで持続可能な海運や海洋環境保護のために努力した点が評価されたということです。
林事務局長は、商船に乗っていた経歴や海洋水産分野の公務員として30年間勤めた経歴を持っていて、実務と行政能力を兼ね備えた人材としてIMO連絡官やイギリス駐在大使館の参事官を務めました。