メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓、トランプ米大統領に反発 「われわれは失うものがない」

Write: 2019-12-10 10:15:31Update: 2019-12-10 10:45:21

北韓、トランプ米大統領に反発 「われわれは失うものがない」

Photo : YONHAP News

北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮アジア太平洋平和委員長は、アメリカのトランプ大統領がツイッターで「北韓が敵対的な行動に出るなら、すべてを失うことになる」と投稿したことに対して「われわれは失うものがない」と牽制しました。
金英哲委員長は9日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、トランプ大統領が8日にツイッターに「北韓が敵対的な行動に出るなら、本当にすべてを失うことになる」と投稿した内容に対して、「われわれは、これ以上、失うものがない」と応じました。
金英哲委員長はまた、最近のトランプ大統領の北韓に対する発言は「失望を隠せない」としたうえで「トランプが非常に焦っていることが読み取れる」と指摘しました。
5日に崔善姫(チェ・ソニ)第1外務次官がトランプ大統領を非難した際は「大統領」という呼称が使われていましたが、今回の談話では使われていません。
北韓は、米朝関係が極度に悪化した2017年にトランプ大統領を「トランプ」と呼び捨てにしていましたが、1回目の米朝首脳会談を控えた対話局面からは「大統領」の呼称を使っていました。
そのほかにも金英哲委員長は談話で、トランプ大統領を「軽率で偏屈な老いぼれ」としたうえで、「このような形が続くなら、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の認識も変わるかもしれない」として、トランプ大統領が強調する金委員長との信頼関係が崩れかねないと強調しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >