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政治

北韓のさらなる挑発 予想より早まる可能性

Write: 2019-12-10 13:10:46Update: 2019-12-10 17:05:44

北韓のさらなる挑発 予想より早まる可能性

Photo : YONHAP News

米朝の非核化交渉が行き詰まるなか、人工衛星の発射など北韓のさらなる挑発が予想より早まる可能性が高いという見方が韓国政府関係者の間で出ています。
政府当局者は9日、「北韓外務省のイ・テソン・アメリカ担当局長が今月3日に『クリスマスプレゼントに何を選ぶかは、アメリカの決心にかかっている』と警告し、それから4日後に北韓がエンジンの燃焼実験に踏み切った。これは予想より早い展開だった」と話しました。
この当局者は、「北韓はおととしも、3月18日にエンジン燃焼実験を行って、その4日後にミサイルを発射している。アメリカや韓国の対応によっては、北韓が予告したクリスマスの前に挑発に出る可能性がある」という見解を示しました。
軍事情報関係者は、「北韓が7日午後、エンジン燃焼実験を少なくとも2回行ったと把握している。具体的なエンジン燃焼時間を把握するためには精密分析が必要だが、燃焼時間がそれぞれ異なることから、多様な射程距離のミサイルの発射を想定したものとみられる」と話しています。
この関係者は、「北韓は今回の燃焼実験について『重大な意義がある』、『戦略的地位を変化させる』と主張した。この主張が事実なら新たな形態の多様な発射体を公開する可能性がある」という見方を示しました。
アメリカのトランプ大統領が7日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に電話会談を要請してきたのも、こうした北韓の多様な挑発を念頭に置いてのものではないかという見方が出ています。

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