韓国の第4世代移動通信システムのLTE＝ロングタームエボリューションのダウンロード速度は、アメリカ・日本・イギリス・フランスなどの主要先進国よりも1.9倍から4.4倍速いことがわかりました。
韓国通信事業者連合会が16日にまとめた内容によりますと、海外の主要先進国のLTEサービスの品質水準は去年より向上しているものの、依然として国内の移動通信サービスの品質には及ばないということです。
去年12月に科学技術情報通信部が発表した韓国のLTEのダウンロード速度は１秒あたり150.68メガバイトで、ことしの北米の平均の52.23メガバイトよりもおよそ３倍の速さとなっています。
ほかの国を見ても、日本46.55メガバイト、香港43.18メガバイト、イギリス56.07メガバイト、フランス67.34メガバイト、ドイツ80.88メガバイトと、一番速いドイツでも韓国の半分程度のスピードです。
また、公共Wi-Fiのダウンロード速度は去年基準で１秒あたり354.07メガバイトで、ことし測定された先進国の公共Wi-Fiのダウンロード速度に比べて７倍から30倍の速さでした。
海外で公共Wi-Fiの速度が最も遅かったのは香港（11.79メガバイト）で、最も速かったのはイギリス（50.38メガバイト）でした。