アメリカのエスパー国防長官は、「北韓の次の行動次第で韓米合同軍事演習の再開を検討する可能性がある。最善の道は、非核化に向けた政治的合意だ」と述べ、北韓に自制を求めました。
エスパー国防長官は、現地時間の2日、FOXニュースとのインタビューで、「最善の道は、韓半島の非核化に向けた政治的合意だ」と述べ、外交的解決を優先する原則を改めて示しました。
そして金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長や指導部に対して、「交渉のテーブルに着き自制することを求める」と述べました。
またエスパー国防長官は、「必要ならば、今夜でも戦う準備が整っている」とも強調しました。
さらにMSNBCとのインタビューでは、韓米合同軍事演習の再開について、「金委員長の次の行動次第で検討する」と述べ、再開の可能性を残しました。
これに先立ってポンペイオ国務長官も1日、「北韓の核とミサイル実験の中断は、韓米合同軍事演習を中断するという約束に対する見返りであり、金委員長は、この約束を破ってはならない」と警告しています。