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経済

輸出管理品目「フォトレジスト」 国内メーカーが工場増設へ

Write: 2020-01-15 13:45:58

輸出管理品目「フォトレジスト」 国内メーカーが工場増設へ

Photo : YONHAP News

日本の韓国向け輸出管理の対象品目のうちの1つ、フォトレジストの国産化に向けて国内メーカーが工場の増設に乗り出しました。
産業通商資源部は、国内の半導体ディスプレイ素材メーカーの「トンジンセミケム」がことし第1四半期中にフッ化クリプトンやフッ化アルゴンなどのフォトレジストを生産する工場を増設すると明らかにしました。
産業通商資源部によりますと、工場の増設が計画通りに進み来年の頭から稼働されれば、国内でのフォトレジストの生産量を現在の2倍以上に拡大することができるということです。
フォトレジストは、半導体の露光工程でウェハーにパターンを書き込むうえで不可欠な感光剤です。
これまで韓国は、フォトレジストのほとんどを日本からの輸入に依存してきましたが、日本の輸出管理強化の措置以降、対日輸入依存度を下げ、供給の安定化を目指して来ました。
韓国貿易協会によりますと、日本からのフォトレジストの輸入は去年1月から6月は92%でしたが、7月から11月は85%に低下しました。
また、ベルギー、アメリカ、ドイツなど日本以外の国へと輸入先を多角化し、最近ではアメリカのデュポン社が極端紫外線(EUV)用フォトレジストの開発・生産施設を忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市に構築することを決定しました。

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