韓流ブームに支えられ韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」への関心も高まっていることから、韓国政府は韓服文化の活性化に乗り出すことになりました。
文化体育観光部は16日、ことし新たに進める「韓服文化振興事業」を発表しました。
まず、韓服のレンタル料の割引など、韓服の着用を勧誘するため、自治体を選定して財政支援を行います。
また韓国唯一の韓服博覧会「韓服商店」をソウル以外のほかの地域でもポップアップストアの形で開催します。
韓服の制作技術を受け継ぐ職人を育成し、韓服作りを体験する場を提供するため、「韓服マルム房」を設けるほか、中小の韓服メーカーを支援する事業も進めます。
また文化体育観光部と教育部が去年、公募展を通じて開発した韓服の学校制服を普及させるための事業も進めるということです。