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国際

新型肺炎患者、日本・タイでも見つかる 疾病管理本部の対応強化へ

Write: 2020-01-17 11:03:56Update: 2020-01-17 11:05:12

新型肺炎患者、日本・タイでも見つかる 疾病管理本部の対応強化へ

Photo : YONHAP News

中国の湖北省武漢で、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎が相次いでいるなか、日本とタイで、同じコロナウイルスに感染した患者が確認されました。
中国湖北省の武漢では先月以降、新型のコロナウイルスによる肺炎患者が相次いでいて、地元当局によりますと、15日現在で、患者は41人にのぼり、このうち61歳の男性1人が死亡したほか6人が重症だとしています。
日本とタイでも、武漢で確認されたものと同じ新型コロナウイルスに感染した中国籍の患者が1人ずつ見つかっており、いずれも武漢に渡航していたということです。
韓国では、今月初旬に武漢に渡航した後、肺炎の症状を訴えた中国籍の女性が見つかり、検査を行いましたが、疾病管理本部は、武漢で発生している肺炎とは関係ないと発表しました。
新型のコロナウイルスは、ヒトからヒトに感染するリスクは比較的低いとされているものの、中国では患者の中に夫婦で発症しているケースが確認されており、中国当局は、ヒトからヒトに感染する可能性が排除できないと指摘しています。
疾病管理本部は、この問題を受け、ウイルスの早期発見と拡散防止に努める方針を示しました。
疾病管理本部は、医療機関と連携し、発熱やせきなどの肺炎の症状を訴える患者が見つかった場合、武漢に訪問したことがあるか確認し、速やかに本部に知らせるように体制をとっています。
自治体の対応を強化するため、自治体ごとに対策チームを設け、 旧正月「ソル」の連休にも対応できる勤務体制を組む方針です。今月22日からは7の市と道ですべてのコロナウイルスの検査を受けることができます。
疾病管理本部は、手洗いを徹底し、かぜなどの症状がある人はマスクを着用して病院を訪ねるよう呼びかけています。


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