自転車女子の韓国代表、ナ・アルム(28)が、東京オリンピック、ロードレースの出場権を獲得しました。
大韓自転車連盟は16日、韓国は2020年東京オリンピック、女子ロードレースの出場権を得たことを明らかにしました。この出場権は、ナ・アルムが獲得したものです。
ナ・アルムは去年4月、東京オリンピックの出場権がかかったアジアロードサイクル選手権でロードレースに参加し、銀メダルを獲得しました。大会では1位の国にのみ、オリンピックへの出場資格が与えられたため、当時、ナ・アルムのオリンピック出場は、とん挫したとみられましたが、この大会で金メダルを獲得したウズベキスタンのオルガ・ザベリンスカヤが、世界ランキング上位の資格でオリンピックへの出場が決まり、2位であったナ・アルムに、出場の機会が回ってきました。
今回獲得した出場権は、選手個人にではなく、国に与えられるものですが、大韓自転車連盟は、けがなどの異変がない限り、ナ・アルムがオリンピックに出場する可能性が高いとしています。
ナ・アルムの東京オリンピック出場が確定すれば、2012年のロンドンと2016年のリオデジャネイロに続き、3回連続のオリンピック出場となります。