釜山市が、日本人観光客向けに地方を日帰りで観光できるバスツアー「ご当地シャトル事業」の事業者に選定されました。
釜山市が19日、発表したところによりますと、文化体育観光部と韓国観光公社が進める「2020コリアご当地シャトル事業」の事業者に選定されたということです。
「ご当地シャトル」は、リーズナブルな料金で韓国の地方を旅行できる日本人観光客向けの日帰りバスツアー商品で、韓国を訪れる観光客がソウルなど首都圏に集中する現象を解消するために企画されました。
シャトルには、専門ガイドが同乗して、観光名所やご当地グルメに関する情報を提供します。
韓国観光公社のおととしの外国人観光客の統計によりますと、日本人観光客は、個人旅行の割合が91.9%と高くなっています。
また再び訪れたい韓国の都市として、ソウルがもっとも人気があり、続いて釜山の順でした。
日本人観光客は平均滞在期間が短いことから、日帰りバスツアーのご当地シャトルの需要が十分あると期待されています。
釜山市は、ご当地シャトルを運行するコースとして、釜山駅を出発し、海雲台(ヘウンデ)、機張(キジャン)海岸路などを回る東海岸ビーチコースと、加徳島(カドクト)の海岸の絶景を楽しむコースを検討しているということです。