北韓の人民武力相に金正寛（キム・ジョングァン）陸軍大将が任命されたことが、北韓メディアを通じて確認されました。
朝鮮中央通信は22日、森林復旧および国土環境保護に関する幹部会議が21日に開かれたことを報じるなかで、金正寛氏を「人民武力相陸軍大将」と紹介しました。
金氏は、去年末に開かれた労働党の全員会議で政治局の候補委員に選ばれ、朝鮮中央通信で大将の階級章をつけた軍服の写真が公開されたことから努光鉄（ノ・グァンチョル）前人民武力相の後任と推定されていました。
人民武力相は、総政治局長、総参謀長とともに北韓軍のトップ３とされていて、金氏は元山葛麻（ウォンサン・カルマ）や陽徳（ヤンドク）の観光地建設を指揮したことなどが評価され昇格したものと見られています。