旧正月のソルナル連休初日の24日、韓国は暖かい天気となり、駅やバスターミナルでは帰省ラッシュが続いています。
韓国道路公社によりますと、24日正午にソウルを出発した場合、大田までは3時間、光州までは5時間、釜山までは6時間50分、東海岸の江陵までは4時間かかるということです。
また高速道路を利用する車は、24日一日で461万台に達し、なかでも午前11時から1時間はピークに達しますが、夜の8時以降は渋滞が解消する見通しです。
一方、韓国鉄道は、ソルナル連休の間、列車の運行回数を100本あまり増やすとともに、25日のソルナル当日と翌26日には、深夜に列車を運行することにしました。
ところで、ソルナルや秋夕の連休に、親が子どもに会うために逆に地方からソウルに向かう上り線の利用客が、ここ2年でおよそ3倍に増えているということです。
韓国鉄道公社によりますと、こうした上り線の利用客は、2017年に2万1047席、2018年に5万4218席、去年2019年に6万41席と次第に増えており、上り線運賃の割り引き制度が背景にあるものとみられています。