現代・起亜自動車は、去年の電気自動車（EV）の販売台数が初めて年間で10万台を突破したのを受け、2026年ごろには100万台以上を販売するという目標を打ち出しました。
去年世界で販売された現代・起亜自動車の電気自動車は、合わせて10万1238台で、国内では2万3217台、海外では7万8021台が販売されました。
市場調査会社「IHSマーケット」によりますと、世界の電気自動車市場は、2016年におよそ44万6000台から2018年におよそ119万8000台へと3倍近い成長ぶりを記録しました。
同じ期間に、現代・起亜自動車の電気自動車の販売台数は、1万3817台から6万1697台へと5倍も増えました。
電気自動車市場1位のテスラは、前の年に比べ19%増加して9万7000台、中国の北京汽車（BAIC）は前年の1.5倍、およそ4万7000台を販売し、2位となりました。
中国の比亜迪（BYD）は前年より30%少ない4万5000台を販売して順位が一つ下がり、BMWがシェア8%で4位、現代・起亜自動車が7%で5位となりました。