新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安が広がるなか、卒業式や入学式を取り消したり、新学期の授業開始日を延期したりする大学が多くなっています。
延世(ヨンセ)大学は3日、新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、入学式と学位授与式を取り消すと発表しました。
西江(ソガン)大学は、入学イベントと卒業式を取り消し、新学期の授業開始日を2週間延期することを決めました。
梨花(イファ)女子大学、慶煕(キョンヒ)大学、建国(コングク)大学、世宗(セジョン)大学、東国(トングク)大学、成均館(ソンギュングァン)大学なども、入学式と卒業式のいずれか、または両方を取り消す動きをみせています。
高麗(コリョ)大学、弘益(ホンイク)大学、漢陽(ハニャン)大学、韓国外国語大学などは、入学式や卒業式の取り消しを検討しています。
このほか、中国など外国からの留学生に対し、韓国入国から14日間自己隔離することを勧告する措置や、中国人留学生向けに独立した寮を割り当てるなどの措置を取る大学も出ています。