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経済

新型コロナウイルス 自動車メーカー、部品不足で工場停止も

Write: 2020-02-04 13:56:12Update: 2020-02-05 11:07:13

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、中国工場の稼動停止により、韓国の自動車メーカーの生産に影響が出ています。
自動車業界が4日に明らかにしたところによりますと、完成車メーカーの現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車は、中国工場の稼動停止により、国内での自動車組み立て工程に使われる組み電線、ワイヤーハーネスの在庫が底をつき、国内の一部の生産ラインの稼動停止に追い込まれているということです。
双竜(サンヨン)自動車もワイヤーハーネスの供給に支障が出たため、4日から12日までソウル南方の平沢(ピョンテク)工場の稼働を停止することを決めています。
自動車産業は2018年の時点で、韓国の製造業生産の13%、輸出と雇用の11%をそれぞれ占める主要産業で、実体経済全般に与える影響が心配されています。
産業通商資源部は3日、自動車・部品業界の関係者も参加する輸出状況点検会議を開き、対策として「外交ルートを通じて中国政府に部品工場の稼働再開を求める」としましたが、中国政府がこれを受け入れる可能性は低いというのが専門家らの見方です。
各メーカーは、韓国国内や東南アジアなどで中国に代わる調達先を探す一方で、中国工場が稼動を再開すれば、なるべく早く部品を供給してもらう考えです。
政府は去年、日本による対韓国輸出管理強化を受けて設置した素材・部品需給対応支援センターを活用し、自動車業界に対して必要な支援を最大限行うとしています。

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