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経済

気候変動などによる韓国の経済被害 今後30年で世界7番目

Write: 2020-02-12 14:25:14Update: 2020-02-12 14:39:32

気候変動などによる韓国の経済被害 今後30年で世界7番目

Photo : YONHAP News

地球温暖化やエネルギー消費に対して何の対策も取られず現状が続く場合、韓国は、今後30年で気候変動などによる経済的な被害が世界で7番目に大きいと推定されることがわかりました。
国際環境団体のWWF=世界自然保護基金は12日、現在のような自然資源の消費が今後も続く場合、全世界は気候変動による豪雨や干ばつ、水不足、地盤沈下、動植物の絶滅などに直面するとして、環境や生態系の破壊が GDP=国内総生産に与える損失について、全世界140か国ごとの推定値を発表しました。
それによりますと、韓国はことしから30年間、最低100億ドルの損失が発生するとみられ、これは調査対象の140か国のうち7番目に大きい規模でした。
向こう30年で経済的に最も大きな打撃を受けると予想されるのはアメリカで、GDP上の損失の推定値は830億ドルでした。
これに続いて、日本(800億ドル)、イギリス(201億ドル)、インド(200億ドル)、オーストラリア(200億ドル)の順となっていました。
各国の損失の規模は様々な要因によって決まりますが、GDPが高く海に面している国であるほど、温暖化による海水面の上昇で被る被害が大きいため、損失の推定値が大きくなるとWWFは説明しています。

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