政府のチャーター機第3便で12日に中国湖北省武漢から帰国した韓国人と中国籍の家族、合わせて147人に対して行った検査の結果、発熱など症状が見られた5人を含む全員が陰性の判定を受けたことがわかりました。
国立中央医療院の関係者が13日、発表したところによりますと、「発熱などの症状が見られ、帰国後隔離病棟に入院した5人は、昨夜の検査で陰性が確認され、今朝、退院した」ということです。
症状が見られた5人は、韓国籍の男性2人と女性1人、中国籍の女性2人で、当面京畿道(キョンギド)利川(イチョン)の臨時生活施設で生活することになります。
一方、13日現在、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されず、国内の感染者は28人にとどまり、このうち7人が退院しました。
症状が見られ、感染が疑われる人は670人に上り、検査結果が出るのを待っています。