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韓半島

米政府の北韓担当が相次いで異動 非核化交渉チーム、事実上の解散か

Write: 2020-02-13 15:31:25

米政府の北韓担当が相次いで異動 非核化交渉チーム、事実上の解散か

Photo : YONHAP News

アメリカ政府で北韓問題を担当する要人が相次いで異動となり、非核化交渉チームが事実上解散したという見方が出ています。
ホワイトハウスによりますと、トランプ大統領は現地時間の11日、国務省のアレックス・ウォン北韓担当特別副代表兼北韓担当副次官補を国連次席大使に指名したということです。
トランプ大統領は去年暮れ、ビーガン北韓担当特別代表を国務副長官に、国家安全保障会議(NSC)のフッカー韓半島担当補佐官をアジア上級部長にそれぞれ昇格しています。
先月末には、国務省のランバート北韓担当特使も国連特使として送り出しました。
米朝の非核化交渉を担当してきた要人4人のうち3人が異動したもので、残るビーガン副長官も、北韓担当特別代表を兼任しているものの、北韓問題にだけ集中することはできない立場であるため、外交専門家の間では、非核化交渉チームは事実上解散したという見方が出ています。
ワシントンの外交筋は、「ビーガン副長官が去年暮れに韓日中3か国を歴訪した際、北韓がアメリカからの接触の提案に応じなかったことで、トランプ大統領の非核化への意気込みが急速に冷めた。そのためトランプ大統領は一般教書演説で北韓問題にはまったく触れなかった」と話しています。
アメリカのCNNが今月10日、報じたところによりますと、「トランプ大統領は参謀陣にことし11月の大統領選挙まで、北韓の金正恩国務委員長と首脳会談を行う用意はないと話した」ということです。

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