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社会

新型コロナ 地域社会での感染阻止に向けて常時監視対象へ

Write: 2020-02-18 14:02:38

新型コロナ 地域社会での感染阻止に向けて常時監視対象へ

Photo : Getty Images Bank

政府は18日、新型コロナウイルスを、毎年流行するインフルエンザと同じく「感染症監視体系」にもとづく常時監視対象項目に加える措置を取りました。
これにより、全国52の医療機関でウイルスへの感染が疑われる患者を対象に行う検査に新型コロナウイルスが加わり、肺炎などの症状がなくてもインフルエンザへの感染が疑われる人に対しては、インフルエンザウイルスに加えて新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査も行われるようになりました。
こうした措置は、新型コロナウイルスの感染力が強く早期発見がきわめて重要であるうえ、季節性インフルエンザのように毎年流行する可能性があると判断したためです。
2003年流行したSARS=重症急性呼吸器症候群や2015年のMERS=中東呼吸器症候群は今では韓国から姿を消していますが、2009年に流行した新型インフルエンザは撲滅されず、韓国で毎年冬に流行するインフルエンザの一つとなっています。
専門家らは、新型コロナウイルスについて、致死率は低いものの感染力が強く、2009年に流行した新型インフルエンザのように、完全に撲滅されない可能性があるという見方を示しています。
政府は、新型コロナウイルスに対する常時監視を徹底させるため、現在52の医療機関で行われているインフルエンザ監視体系を200余りの医療機関に拡大する方針です。

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