新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府各機関の大統領への業務報告は、対面での報告から書面での報告に変更される見通しです。
統一部の関係者は20日、記者団に対して、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大統領への業務報告は書面報告か、国務総理への対面報告に変更する方向で議論が進められているということです。
また現在まだ業務報告を終えてない部処については、すべて書面による報告に切り替え、重要な懸案があれば、例外として対面報告が認められるということです。
一方、国防部は韓国南東部の大邱(テグ)を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて、大邱や慶尚北道(キョンサンブクド)にある韓国軍部隊で勤務する将兵に対して、休暇を見送り、外出や外泊、面会を禁じることを決めました。
国防部の報道官によりますと、現在までにこの地域を含む全国の部隊で感染が疑われる兵士は出ていないということです。
来月初めに行われる見通しの韓米合同軍事演習については、「いまのところ、変動はない」と明らかにしました。