韓国では暖冬の影響もあって、ことしの桜の開花時期は平年より5日から8日ほど早くなる見通しです。
気象情報会社Kウェザーによりますと、済州島では平年より5日早い3月20日から全国に先駆けて桜が咲き始める見通しだということです。
ことしの桜の開花時期は、済州島で3月20日、釜山で22日、大田(テジョン)で28日、ソウルは4月2日からとなる見通しです。
開花後1週間程度で満開になるため、ソウルでは4月9日ごろに満開になるものと予想されます。
一方、ソウルの中心を東西に流れる川、漢江は、この冬2回にわたった厳しい寒波を迎えたにもかかわらず、凍らなかったということです。
漢江での結氷が見られない場合、2006年から2007年以降13年ぶりに結氷が見られない冬となり、1906年に観測を始めてからは、8回目となります。
これからも1週間程度寒さが続きますが、日中の気温は10度前後に上がると予想され、13年ぶりに漢江での結氷がみられない冬になる可能性が高まっています。