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国際

韓中首脳「コロナウイルスの臨床結果共有し協力強化へ」

Write: 2020-02-21 11:47:12Update: 2020-02-21 15:19:20

韓中首脳「コロナウイルスの臨床結果共有し協力強化へ」

Photo : KBS News

文在寅(ム・ンジェイン)大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから初めて、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、両国間の協力について議論しました。
文大統領は20日の午後5時半からおよそ30分間、習主席と電話会談し、両首脳は、ウイルス感染への対応をめぐり、臨床結果の共有や防疫当局間の協力を強化することで一致しました。
習主席は、「1か月間の戦いを通じて、中国は臨床経験を蓄積することができた。その経験を韓国に共有する用意がある」と述べました。
これに対して文大統領は、「韓国も総力を挙げている。情報を共有できたら、ウイルス感染の撲滅に大いに役立つだろう」と答えたということです。
また、文大統領は、中国武漢から韓国人を帰国させる過程で、中国政府が協力してくれたことに感謝の意を伝え、引き続き中国在留韓国人と韓国企業への関心と協力を求めました。
また文大統領が「中国の困難は、韓国の困難だ」としたうえで、「中国の取り組みに協力する」と述べたのに対して、習主席は「厳しいときの友こそ真の友だ」と答え、感謝の意を伝えました。
両首脳はさらに、韓半島問題についても議論しました。
両首脳は、急がれる課題として米朝対話の再開を挙げ、米朝両国の意見の隔たりを埋める必要があるという点で意見が一致しました。
習主席は、「韓半島の平和に向けた文大統領の取り組みを積極的に支持する」と述べ、文大統領は、「南北協力が実現すれば米朝対話の促進につながり、好循環が生まれる」と強調したということです。
一方、ことし上半期に予定されていた習主席の韓国訪問については、予定通りに進めることで一致し、具体的な時期は、今後、外交当局間で調整していく方針だということです。

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