政府が感染症に関する警戒レベルを4段階のうち最も高い「深刻」に引き上げたことを受けて、スポーツ界にも新型コロナウイルスの感染拡大による影響が出ています。
韓国プロサッカー連盟は24日、緊急会議を開き、29日の予定だったKリーグの開幕を無期限延期することに決めました。
プロサッカー連盟は、今後の感染の動向をみながら開幕の日程を発表する予定ですが、万が一の場合は、リーグ日程の縮小も検討するということです。
3月14日にオープン戦開幕を控えてる野球も、新型コロナウイルスへの対応に頭を悩ませています。
韓国野球委員会(KBO)のリュ・デファン事務総長は、「オープン戦の中止など、あらゆる可能性について議論しているが、ことしはリーグの日程に余裕がないため、開幕を延期するのは簡単ではない」と語っています。
一方、プロバスケットボールとプロバレーボールの運営側は、男女ともに無期限で無観客試合を行うことを決めました。
また、釜山(プサン)で来月、開かれる卓球の世界選手権も大会の延期を積極的に検討しているということです。