韓国では、新型コロナウイルスの感染者が25日午前9時時点で、新たに60人増え、893人となりました。
中央防疫対策本部は、「新型コロナウイルスの感染者が、25日午前9時の時点で、前日の午後4時から新たに60人が増え、累積感染者が893人になった」と明らかにしました。
新たに感染が確認された60人のうち、大邱・慶尚北道地域が49人で最も多く、京畿道が5人、釜山が3人、ソウルが2人、慶尚南道が1人でした。
また、9人目の死亡者も確認されました。
25日の明け方に亡くなった9人目の死亡者は、大邱市にある
漆谷（チルゴク）慶北大学病院に入院していた68歳の女性です。
死因は急性呼吸不全で、死亡後に新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。
この女性は、咳やお腹の張りなどの症状を訴え、今月23日に病院を訪れ、その後、呼吸困難などの肺炎症状が確認されたため、ウイルス検査が行われていました。