韓国政府は、新型コロナウイルスの感染が集中している宗教団体「新天地イエス教会」の大邱(テグ)教会の信徒に対するウイルス検査が終わっていないため、国内の感染者の数は当分増える見通しだと分析しました。
中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は27日、定例の会見で、「新天地イエス教会の大邱協会の信徒や他の地域の信徒、信徒と接触した人たちのウイルス検査がまだ終わっていないため、当分、感染者は増加するだろう」と述べました。
鄭本部長は、「現在、大邱にある新天地イエス教会の信徒、およそ9000人のうち、症状のある1299人に対するウイルス検査は終わっており、明日か明後日には結果が出るだろう。陽性の人が大量に出ると予想される」と説明しました。
27日現在の感染者数は、新たに505人増えて1766人となり、このうち、大邱の感染者数は1132人に上っています。