28日の韓国の株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が広がって大幅に値を下げ、終値でおよそ1年2かぶりに2000ポイントを割り込みました。
28日の韓国株式市場で、韓国総合株価指数コスピは、前の日より34.72ポイント下がった2020.17で取引を始めました。
その後、売り注文がさらに広がり、結局、前の日より67.88ポイント、3.3%下がって、1987.01で取引を終えました。
コスピが終値で2000ポイントを割り込んだのは2019年1月3日以来、およそ1年2か月ぶりです。
店頭市場のコスダック市場も28日、前の日より27.44ポイント、4.3%下がって610.73で取引を終えました。
新型コロナウイルスの感染拡大への不安が高まり、27日のニューヨーク市場で株価が史上最大の下げ幅となったことや、韓国で感染が急拡大していることが背景にあります。
韓国では新型コロナウイルスの感染者が28日午前9時の時点で、新たに256人増えて2022人となりました。