新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への懸念から、株価は19日も軒並み急落し、総合株価指数(KOSPI)の有価証券市場と新興企業向けのコスダック市場で正午過ぎ、取引を一時停止する「サーキットブレーカー」が発動されました。
有価証券市場とコスダック市場で同じ日にサーキットブレーカーが発動されたのは、今月13日に続き2回目です。
19日の韓国株式市場は、総合株価指数(KOSPI)が12時5分現在、前日に比べて8.15%下落した1461.51になり、前日の終値より8%以上下落した状態が1分間続いたため、株式売買を一時中断するサーキットブレーカーが発動され、20分間、売買が中断されました。
また、店頭市場のコスダック市場も全面安の展開となり、12時5分現在、前日に比べて8.31%下落した444.81となり、サーキットブレーカーが発動され、20分間、売買が中断されました。
総合株価指数はその後やや持ち直したものの、前日に比べて8.39%下落した1457.64で取引を終えました。
株価が急落したのは、外国人投資家の不安感が著しく高まり、金融資産を売って現金を確保しようとする動きが活発になっているためとみられています。