G20=主要20か国の首脳らは、韓国時間の26日午後9時からテレビ会議方式の特別首脳会談を開きます。
今回の首脳会談の主な議題は、新型コロナウイルスに関連する保健・防疫、経済分野における協力問題です。
会議にはG20以外にも、スペイン、シンガポール、ヨルダンなど7か国と、WHO=世界保健機関も参加する予定です。
今回のテレビ会議による首脳会談は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が提案したもので、提案から13日で実現することになりました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、国際社会の危機感が高まり、国際協力が不可欠であるということに多くの国が共感したことが、首脳会談の開催に繋がったものとみられます。
首脳会談で文大統領は、新型コロナウイルスに関するこれまでの経験を国際社会と共有する一方で、経済交流を中断してはならないという点を強調したうえで、「健康確認書」のある企業関係者の入国は許可することを提案する予定です。
大統領府青瓦台によりますと、今回の会議では、具体的な国際協力への取り組みが盛り込まれた共同宣言文が採択される予定だということです。